![](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/Studio-One(DAW)の使用方法-1024x576.png)
Studio Oneとは?
Studio One は、Presonus社が開発したデジタルオーディオワークステーション(DAW)ソフトウェアです。
音楽制作、録音、編集、ミキシング、マスタリングなどを行うための統合環境を提供しています。
以下に、Studio Oneの主な特徴を紹介します。
Studio Oneは、プロフェッショナルな音楽制作者からアマチュアまで幅広く利用されており、その多機能性と使いやすさから高い評価を受けています。
機器接続
オーディオデバイス設定
スタート画面の下の方に「オーディオデバイスを設定」があるのを確認します。
![スタート画面の下の方に「オーディオデバイスを設定」があるのを確認します。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオデバイス設定01-1024x382.png)
スピーカーとマイクは、そのままマックブックのスピーカーとマイクを利用しても問題ないです。
再生デバイスを「MacBookProのスピーカー」、レコーディングデバイスを「MacBookProのマイク」に設定します。
![再生デバイスを「MacBookProのスピーカー」、レコーディングデバイスを「MacBookProのマイク」に設定します。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオデバイス設定02-1024x528.png)
次に「外部デバイスを設定」をクリックします。
![次に「外部デバイスを設定」をクリックします。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/外部デバイスの設定01.png)
下部にある「追加」をクリックします。
![下部にある「追加」をクリックします。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/外部デバイスの設定02-1024x796.png)
左から「新規キーボード」を選び、「デバイス名」にわかりやすい名前を入れます。
「受信元」で「microKeyAir Bluetooth」を選び、最後に「OK」をクリックします。
![左から「新規キーボード」を選び、「デバイス名」にわかりやすい名前を入れます。
「受信元」で「microKeyAir Bluetooth」を選び、最後に「OK」をクリックします。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/外部デバイス03-941x1024.png)
作曲
Studio Oneを使って曲を作っていきます。
まずはアーティスト名の変更です。
ここに入れた名前が作った曲に反映されます。
![ここに入れた名前が作った曲に反映されます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/作曲01.png)
次に曲を保存するフォルダを作成します。
わかりやすくデスクトップにフォルダを作ります。
作ったフォルダをデフォルトの保存先に登録します。
一度登録してしまえば、次からはそこがデフォルトになります。
まず左上の「Studio One」から「環境設定」を開いてください。
![まず左上の「Studio One」から「環境設定」を開いてください。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/作曲02.png)
次に「ロケーション」を選択して、先ほど作成したフォルダをセレクトします。
![次に「ロケーション」を選択して、先ほど作成したフォルダをセレクトします。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/作曲03-1024x690.png)
スタート画面で「新規ソング」をクリックします。
![スタート画面で「新規ソング」をクリックします。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/作曲04-1024x467.png)
テンポなど最初からいろいろ設定できるけど、後で変更できるますので、そのまま進みます。
「空のソング」を選択してください。
![テンポなど最初からいろいろ設定できるけど、後で変更できるますので、そのまま進みます。
「空のソング」を選択してください。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/作曲05-1024x700.png)
オーディオトラックを追加する
オーディオトラックを追加して曲を保存します。
左上「+」マークを押すとオーディオトラックを追加できます。
![左上「+」マークを押すとオーディオトラックを追加できます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック01-1024x560.png)
まずはトラックの名前を入れてタイプは「オーディオ」、フォーマットは「モノラル」を選択します。
OKを押せばオーディオトラックができます。
![OKを押せばオーディオトラックができます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック02.png)
次にキーボード打ち込み用のトラックを作成します。
トラックの追加で、タイプを「インストゥルメント」、入力で「KORGキーボード」、出力を「新規インストゥルメント」を選択して、今回は「Impact」で進めていきます。
Impactはドラムなどのリズムをメインに使う音源です。
![Impactはドラムなどのリズムをメインに使う音源です。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック03-708x1024.png)
キーボードマークをクリックします。
![キーボードマークをクリックします。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック04.png)
Impactの内容を決めます。
今回は試しに「Vengeance Essential Clubs」を選んでみました。
ピアノパートを1小節選択します。
![ピアノパートを1小節選択します。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック05-1024x525.png)
ピアノパートの上で右クリックし、「インストゥルメントパートを挿入」を選択します。
![ピアノパートの上で右クリックし、「インストゥルメントパートを挿入」を選択します。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック06.png)
ペイントツールを選択して、出したい音のラインでクリックすれば、いろいろな音を曲に足すことができます。
![ペイントツールを選択して、出したい音のラインでクリックすれば、いろいろな音を曲に足すことができます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック07-1024x502.png)
下にある再生マークを押せば音が流れます。
![下にある再生マークを押せば音が流れます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック08-1024x306.png)
ファイルの「保存」を選択すれば作った曲を保存できます。
![ファイルの「保存」を選択すれば作った曲を保存できます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/オーディオトラック09-1024x747.png)
リアルタイムエンコーディング
MIDIキーボードの出番がやってきました。
作成したパートの上でキーボードの「D」を押すと、パートを複製できます。
まずは4小節分複製してみます。
![まずは4小節分複製してみます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/リアルタイムエンコーディング01-1024x341.png)
トラックを追加でタイプは「インストゥルメント」、入力は「KORGキーボード」、出力を「新規インストゥルメント」で「Mai Tai」を選択します。
![トラックを追加でタイプは「インストゥルメント」、入力は「KORGキーボード」、出力を「新規インストゥルメント」で「Mai Tai」を選択します。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/リアルタイムエンコーディング02.png)
キーボードマークをクリックするとインストゥルメントが開くので、そこでキーボードから出る音を調整できます。
![キーボードマークをクリックするとインストゥルメントが開くので、そこでキーボードから出る音を調整できます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/リアルタイムエンコーディング03-1024x584.png)
ここで選んで色々な音を出せます。
今回は「Chord Preview」を選んでみました。
キーボードを叩けば音が鳴るので遊んでみましょう。
![キーボードを叩けば音が鳴るので遊んでみましょう。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/リアルタイムエンコーディング04.png)
いよいよ演奏を録音します。
下にある「●」ボタンが録音ボタンです。
これを押して録音状態にするとキーボード演奏したものを取り込むことができます。
演奏が終わったら停止ボタンを押してください。
![演奏が終わったら停止ボタンを押してください。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/リアルタイムエンコーディング05-1024x221.png)
選択ボタンを押した状態で小節部分をダブルクリックすると、エディターが開きます。
ここでは、キーボードで録音した音の修正ができます。
音の諧調を変えたり、ベロシティーで音量を変えたりできます。
![音の諧調を変えたり、ベロシティーで音量を変えたりできます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/リアルタイムエンコーディング06-984x1024.png)
クオンタイズ
クオンタイズとは、入力した音の始まりを自動で調整してくれる機能です。
エディターを開いて見てみると、音の始まりと小節がずれているのがわかります。
![エディターを開いて見てみると、音の始まりと小節がずれているのがわかります。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/クオンタイズ01-1024x488.png)
そんな時は「Command+A」で全選択をします。
![そんな時は「Command+A」で全選択をします。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/クオンタイズ02-1024x482.png)
この状態でキーボードの「Q」を押すとクオンタイズされます。
![この状態でキーボードの「Q」を押すとクオンタイズされます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/クオンタイズ03-1024x456.png)
全選択しないで個別にクオンタイズすることもできます。
右上にあるパラメーターを変えれば、クオンタイズするタイミングを変えることができます。
![右上にあるパラメーターを変えれば、クオンタイズするタイミングを変えることができます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/クオンタイズ04-1024x441.png)
曲を書き出す
では作った曲を書き出す作業をやってみます。
今回は「WAVE」ファイルで書き出します。
「ソング」→「ミックスダウンをエクスポート」を選択してください。
![「ソング」→「ミックスダウンをエクスポート」を選択してください。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/曲を書き出す01.png)
曲名をつけて「Wave」ファイルにチェック、「スタートからエンドポイント間」にチェックをつけてOKです。
![曲名をつけて「Wave」ファイルにチェック、「スタートからエンドポイント間」にチェックをつけてOKです。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/曲を書き出す02-1024x655.png)
Piapro Studio NT用のファイル書き出し
Piapro Studioo NTで初音ミクのボイスを入れる作業準備をします。
まずは作った曲をPiapro Studio NTに取り込む用のファイルを作成します。
ファイル形式は「MIDI」ファイルです。
Studio Oneで「ファイル」→「変換先」→「MIDIファイル」を選択してください。
![Studio Oneで「ファイル」→「変換先」→「MIDIファイル」を選択してください。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/Piapro-Studioo-NT01-1024x771.png)
ファイル名をつけて保存します。
![ファイル名をつけて保存します。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/Piapro-Studioo-NT02.png)
次にPiapro Studio NTを起動して、「ファイル」→「読み込み」→「MIDIファイル」を行います。
![次にPiapro Studio NTを起動して、「ファイル」→「読み込み」→「MIDIファイル」を行います。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/Piapro-Studioo-NT03-1024x477.png)
曲のメロディ部分(初音ミクに歌わせたいメロディライン)だけを残して他のトラックは削除しちゃってOKです。
読み込んだ時点では全部ラララで歌ってるから、確認してみましょう。
![読み込んだ時点では全部ラララで歌ってるから、確認してみましょう。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/Piapro-Studioo-NT04-1024x344.png)
ピアノの音を出す
Studio Oneを使ってると、ピアノの音を出したくなることがでてきます。
でも音源がたくさんあって探し出すのに一苦労です。
トラックの追加で「インストゥルメント」、「MIDIキーボード」を選ぶところまでは同じですが、一番下の音源を選ぶところで「Presence」を選ぶことでピアノの音を出すことができます。
![トラックの追加で「インストゥルメント」、「MIDIキーボード」を選ぶところまでは同じですが、一番下の音源を選ぶところで「Presence」を選ぶことでピアノの音を出すことができます。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/ピアノの音を出す01.png)
その後、「Presence」のインストゥルメントで「Grand Piano」を選択します。
![その後、「Presence」のインストゥルメントで「Grand Piano」を選択します。](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/08/ピアノの音を出す02-813x1024.png)
![082p](https://medsys-sapporo.com/wp-content/uploads/2024/06/西田背景透過-300x300.png)
これであなたもボカロP!
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